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   こちらは広島市安佐南区のアイ動物病院のHPです

よくあるご質問
手術やワクチンなどの事についてよくある質問についてお答えします。病院へいらっしゃる際のおすすめ事項などについては、「おねがい」のページをご覧ください。


避妊去勢手術について

避妊去勢手術は生後6ヶ月を過ぎてからお受けしています。
理由は、生後6ヶ月未満の犬や猫では、体の発育が充分でなく、若齢での麻酔が肝機能や腎機能などに悪影響を及ぼす可能性があるためです。
また、避妊手術の形式は卵巣および子宮を取り出す手術で、妊娠の防止が一番の目的になりますが、その他にも乳腺の腫瘍を予防する目的があるのならば、二度目の生理が来る前に手術を行うことをおすすめしています。
(どのタイミングで手術するかで、将来的な乳腺腫瘍の発生率がずいぶん異なることがわかっています)
手術当日は朝ご飯を食べさせず(前日の夜中12時まではOK)に、午前11時までに病院に連れてきていただいてそのままお預かりし、手術の準備、お昼から手術に入り、避妊手術(女の子)であれば次の日、去勢手術(男の子)であれば、当日夕方のお返しになります。
手術は予約制となりますので、必ず電話などでご予約ください。

犬のワクチンについて

現在、犬のワクチンは、狂犬病のワクチンと混合ワクチンと呼ばれるものの二種類がありますが、ここでは、まず混合ワクチンについてご説明します。
混合ワクチンで予防できる病気は犬ジステンパー、犬伝染性肝炎、イヌアデノウイルス2型感染症、犬パラインフルエンザウイルス感染症、犬パルボウイルス感染症、レプトスピラ症(いくつかの型があります)などですが、当院では一番予防できる病気の種類が多い9種混合ワクチンを基本的に注射しています。
ワクチンメーカーも複数用意していますので、特定のワクチンでアレルギーが出る場合でも対応可能になっています。
また、予防できる病気の数が多いワクチンは「作用が強い」ワクチンだと思われて体への影響を心配される飼い主さんもいらっしゃいますが、アレルギー反応の発生率とワクチンの予防できる病気の数との間に相関関係はありませんのでご安心ください。
仔犬は生まれてすぐは母親からもらった免疫力で病気の感染から守られますが、生後1ヶ月を過ぎたあたりからだんだんと免疫力が低下して感染症にかかる可能性が出てきます。
通常は生後2ヶ月過ぎと生後3ヶ月過ぎの計2回注射することにより、免疫力を高めますが、環境の汚染状況や成長状態によってワクチネーションのスケジュールも変わってくることがあります。

狂犬病予防注射(狂犬病ワクチン)は必要なのか?

日本は幸いにも清浄国と言われていて、国内での感染発生はありませんが、人を含めたほぼすべてのほ乳類が感染するおそろしい伝染病で、特に人間での死亡率はほぼ100%といわれています。
(日本でも1970年に一人、2006年に二人亡くなっています)
狂犬病予防法という法律で犬を飼っている人は、飼い犬への接種と登録が義務づけられています。
国内での感染が無いとは言っても、実はさまざまな形での海外からのウイルス侵入が懸念されていて、決して終わった病気ではないので、この清浄な状態を維持するためにもワクチン接種に協力をお願いします。

猫のワクチンについて

猫の混合ワクチンには猫ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症、猫汎白血球減少症を予防できる三種混合ワクチンと、その三種に猫白血病ウイルス感染症、猫クラミジア感染症を加えた五種混合ワクチンとがあります。
白血病ウイルス感染症はすでに感染している場合、ワクチンの意味がないため、五種を使う場合には白血病ウイルスに感染していないことを血液検査で検査してからの注射になります。
詳しくは病院にてご相談ください。

フィラリアの予防時期について(広島)

フィラリアの予防時期についてはHDU(HDU:Heartworm Development Heat Unit)という指標があります。
これは毎日の最高気温と最低気温を積算していった数字からフィラリアの感染可能期間を割り出すもので、広島ではだいたい5月半ばくらいからフィラリアの感染がはじまると言われています。
(正確な日にちも出ていますので、詳しく知りたい方は病院にてご説明します)
一方、投薬の開始は感染がはじまってもすぐは必要ありません。
フィラリアの予防薬は薬を飲ませた時点ですでに体の中にいるフィラリア子虫(侵入一ヶ月未満の子虫)を殺すように出来ているので、だいじを取って2週間後くらいの6月初めから服用を始めてもらえれば十分に間に合います。
ただし、感染終了するのは、11月初めくらいですが、その頃までは感染している可能性がありますので、11月を過ぎてからの最後の投薬を絶対に忘れないようにしなくてはいけません。
一年間のせっかくの投薬が無駄になってしまいます。
間違えやすい事なので、よく気をつけてあげてくださいね。







その他メールなどでの相談はできませんか?

申し訳ありませんが、現在メールでの健康相談はお受けしていません。
健康相談などはペットの健康相談サイト「だいじょうぶ?マイペット」の方へご相談下さい。
院長も、以前より「だいじょうぶ?マイペット」にて回答獣医師として参加しており、回答数もかなりの数の回答をしております。
また、私以外の獣医師が回答している質問もとてもたくさんあります。(2011年年初現在一万件以上)
質的にも量的にもかなりの分量で、検索機能も充実していますので、それらの中にきっと当てはまるものや、参考になるものなどあると思います。
ひとまずは、そちらに登録して過去の質問&回答を検索していただき、それでも当てはまるものがない場合は質問のページで質問をいただければと思います。
私自身が回答する場合もありますし、他の先生方から適切な回答がつく場合もあることと思います。


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